研修プログラム
研修理念
医師としての人格を涵養(かんよう)する。
医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識する。
プライマリ・ケアの基本的な診察能力(態度・技能・知識)を身に付ける。
基本方針
- 患者の健康上の諸問題に適時、的確に対応できる医師となるべく、患者を全人的に診ることができるプライマリ・ケアの基本的診療能力を習得する。
- 患者及び家族とのコミュニケーション能力を習得し、全人的な医療を実践する。
- 医療チーム構成員としての役割を理解し、医師・看護師・コメディカル部門と協調・協力する習慣を身に付ける。
研修の概要
研修期間は2年間です。厚生労働省の示す研修プログラムを基本とし総合的臨床能力に優れた医師の育成を目的として、指導医のもとで充実した研修を行います。
臨床研修プログラム
研修ローテイト例は下図の通り、1年目に必修科目の内科24週、救急科・麻酔科12週(うち麻酔科は4週まで)、外科4週、選択科目12週、2年次に小児科、産婦人科、精神科、地域医療を各4週と、選択科目36週を行います。3年目以降より専門的な研修ができるとともに後輩の指導を行っていただきます。

臨床研修協力型病院
小児科、産婦人科、精神科は下記の協力病院・施設にて行います。
- ・福岡和白病院
・新小文字病院
・新行橋病院
・福岡新水巻病院 - ・東京品川病院
・西田病院
・前田病院 - ・肥前精神医療センター
・久留米大学病院
・佐賀大学
臨床研修協力施設
また、選択科目期間中に下記の協力病院・施設での研修も可能です。
- ・新久喜総合病院
・和白ヶ丘レディースクリニック
・道の家訪問看護ステーション - ・下関リハビリテーション病院
・堤病院 - ・なごみといやしのクリニック
・嬉野温泉病院
選択科目
- 48週の選択科目の期間があります。研修医の希望に合わせ、3年目以降の進路も視野にいれた研修ができる病院です。
2年間の研修終了後、希望者には新専門医制度に沿った専門研修を受けることができるよう、各関係施設と連携を図り、専門研修プログラムの申請を行っています。
また、それ以降スタッフとしての登用もあります。48週の選択科目は本人の希望により以下の診療科目から選択できます。
- ・内科
・循環器内科
・消化器内科
・呼吸器内科
・外科
・整形外科
・脊髄脊椎外科 - ・脳神経外科
・心臓血管外科
・呼吸器外科
・形成外科
・泌尿器科
・麻酔科 - ・救急科
・小児科
・産婦人科
・精神科
・放射線科
・眼科
・地域医療
各種書類